旅行
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9月14日 ついに出発の日が来た。
昼過ぎに岡山から、関空へリムジンバスで向かう。いよいよ夢のアフリカに向けて出発だ!とはりきっていたけれど、激しい車酔いになり、バスのトイレで2時間動けなかった。(泣)

関空に着いてもしばらくはグッタリ・・・

確かに風邪気味で体調が少し悪かったけど、不安な旅の始まりだ。


23時55分、カタール航空で第一の目的地、エジプトへ向けて出発。
11時間20分後、乗り継ぎ地であるあのWカップで有名なドーハに到着。

その後、8時間30分の長い長い乗り継ぎ時間(まさにドーハの悲劇)を空港で過ごし

3時間25分のフライト後、やっとカイロ国際空港に到着した。

カイロに着いたのはなんと15日の17時30分。
アフリカってなんて遠いんだろう・・・(涙)
それからビザを発行してもらい、すぐホテルに向かった。

ホテルはダウンタウンにある安宿、ベニス細川家
日本人宿泊者も多い安宿ビルの4Fにある。

ホテルで少しくつろいだ後、ダウンタウンを散歩してみた。

活気のある街並みでインドに似ている気がした。

エジプトの人はとても人懐っこく、すぐ囲まれて写真を撮ってくれと言ってくる
陽気なヤツラだ・・・(笑)

9月16日
エジプトに来たからにはポイントを抑えておかないとと思い、チョー定番の観光をした。

まずはギザのピラミッド
う~ん、正直、あまり感動はなかった。(汗) 期待が大きすぎたのかも?

ナイル川沿いで昼食後
ガーマムハンマドアリ
外観や内装や美しくて感動した。

ハーンハリーリでおみやげを買った後
考古学博物館へ
ツタンカーメンやミイラを見た。何より展示品の多さにビックリ!

夜になってナイル川ディナークルーズに行った。
ライトアップされていてすごくロマンティック

それと楽しみにしていたベリーダンスだけど
大変失礼ながら、お腹の肉がだいぶたるんでいるのが気になった(笑)

こうしてエジプトの旅は終わった。

9月17日
朝3時30分のフライトでトルコに向かうため、一睡もせず空港へ。
約2時間後の5時45分にイスタンブールの空港に着いたが、あまりの睡魔と疲労のため空港の椅子で2時間くらい寝ていた。

空港で朝食を食べた後、地下鉄と電車(途中で電車に荷物を忘れたが、親切な人が持ってきてくれた)を乗り継ぎ、イスタンブールの宿、メリフイキに到着。日本語が堪能で美人のマネージャー、アイシェさんが迎えてくれた。

チェックインまで少し時間があるため、イスタンブールを散策

あまりに美しい街並みに心を奪われた。アジアというより、ほとんどヨーロッパに近いと思う。
それに美しいイスタンブールの子供たち

夜になって、ベリーダンスショーを見に行った。
エ○プトと違い、さすが本場! 踊り子の質が全然違う。(笑)

食事もムチャ旨い!さすが世界三大料理。海外でこんなに美味しい料理を食べたのは始めて。

イスタンブール 美しい街並み、親切な人々、美味しい料理。
今まで行った海外の中で一番好きかも?

9月18日
トルコの次の目的地、カッパドキアへ向かうため早朝5時に起きた。
7時20分のフライトでカイセリ空港に到着。
タクシーとバスを乗り継ぎ、昼前にはカッパドキアに着いた。

不思議な形をした奇岩がいっぱいあるので有名な世界遺産、カッパドキア 

今日の宿 洞窟ホテル トラベラーズ
外はすごく暑いのに、中はひんやり涼しい

日差しが強く暑かったけどカッパドキアミュージアムまで歩いた。

夕方、ローズバレーの夕陽を見に行った。
ここからの夕陽は、カッパドキア一と有名。ほんとに素晴らしい。(涙)

夜になり、宿で知り合った4名でレストランに食事に向かった。
屋上のテラスでトルコ料理を食べていたら、店に男女合わせて10名くらいのトルコ人が入ってきた。彼らは演奏をしながらトルコ国内を廻っている音楽団?らしい。

日本人が珍しかったのか、一緒に写真を撮ってくれって言ってきたり、片言英語でいろいろ質問をしてきた。
僕たちはすぐ仲良くなって一緒のテーブルで食事をすることになった。

それから30分くらい経って、トルコ人のひとりが楽器を持ってきて演奏を始めた。するとトルコ人たちは掛け声とともに踊り出したのだ。なんて陽気な人たち・・・(笑)
僕たちもだんだん楽しくなってきて、ゲラゲラ笑いながら一緒に手を繋いで踊った。

あ~なんて幸せな夜だろう・・・。
トルコ人、大好き!

宿への帰り道、今夜は楽しかったねとみんなで喋ってたら
カッパドキアに浮かぶ美しい月が見えた。

9月19日
朝方、ゴーっていう音で目が覚める。何かと思って外へ出ると
カッパドキアを気球に乗って上空から見るバルーンツアーだった。
前日、あまりに高額(2万円近い)で高所恐怖症のため、このツアーを宿のオーナーに断ると、おまえは何しに来たんだ?と皮肉を言われた。
それくらい有名で満足度の高いツアーらしい。
確かに参加者はみんなよかったって言っていた。

その代わり、バイクでカッパドキアを回ることにした。
ギョレメパノラマ
ウチサヒル
ユルギャップ
カッパドキアは道は悪く走りにくいが、景観はやはり素晴らしい!


宿に戻ると、日本人男性にトランプに誘われた。
僕を除いて他の3人(内女性一人)は、それぞれみんなひとり旅で世界一周中らしい。すごい・・・。

夜になって、カッパドキアで過ごした思い出を胸に、イスタンブール行きの夜行バスに乗るためオトガルへ向かう。
そして21時にイスタンブールへ向けて出発。

翌朝10時30分の国際線で第三の目的地、モロッコに行くので何度も到着時間を確認し、7時に着くからと聞いていて安心していたが、大変なことに・・・

9月20日
夜行バスはイスタンブールへ向けて走っていた。
トルコのバスは大きくて乗り心地がよくすごい快適。
バス内にはサービス係がいて、飲み物やおやつを2、3時間おきくらいに持ってきてくれる。バスの旅も悪くないなぁ・・・

オトガルで若い日本人男性と知り合い、隣の席に座ってずっと会話を楽しんでいた。彼も世界一周中らしい。いったい今、世界一周中の日本人は何人いるんだろう?

途中、何度か寝たり起きたりを繰り返し、朝6時になった。前日に朝7時にイスタンブールに着くと言われたが、一向に着く気配がない。10時30分には飛行機に乗らないといけないのに・・・。だんだんあせってきた。

結局バスがイスタンブールに着いたのは8時15分。1時間以上遅れとるやん!
慌ててタクシーに乗って空港までとばしてもらったが、国際線のチェックイン2時間前を15分ほど過ぎてしまった・・・。(汗)

その後、受付に別室に連れていかれて、係員にいろいろ質問を受けた。しかし僕はかなり憔悴しきっていて、今日中にモロッコに行きたいとだけ伝えた。

3時間くらいその部屋で待たされただろうか?
再び係員が来て、パリ経由なら今日中にモロッコまで行けますよと言われた。
それで
花の都パリの空港に。

モロッコのカサブランカ空港には夜の11時前に到着した。
空港で両替をしていると、40代くらいの恰幅のいい男が近寄ってきてタクシー?と聞いてきた。
空港の近くはホテルがないため、市街まで出ないといけない。
とりあえず駅まで行ってくれと言ってその男についていった。

でも男の車にはタクシーの看板がない。しかもタクシーメーターもない。ただの自家用車じゃん(怒)
危険かなと思ったけど、疲れていたしそんなに悪そうなやつでもなさそうだったので、運を天にまかせてその車に乗り込んだ。

40分くらい夜中のドライブは続く。
僕は内心ビクビクしていたが、街の明かりが見えてくると少しホッとした。

駅が近づくと、もぐりだからかもしれないが、駅のだいぶ手前でここで降りてくれと言ってきた。
もっと近く!と言うとしぶしぶロータリーで降ろしてくれた。
その後、宿泊できそうなホテルを探して駅の周りを歩いていたら、運よくわりとすぐホテル見つけることができた。
部屋に入って時計を見ると午前0時を過ぎていた・・・。

9月21日
朝8時、カサボヤージャ駅から電車に乗り、世界遺産の街マラケシュへ向かう。

11時 マラケシュ駅に到着
その後、タクシーで日本で予約しておいた宿、ハウス13へ。
ハウス13はベルベル人と日本人の奥さんが経営されていて、とても綺麗でおしゃれな宿。

宿に荷物を置いて、マラケシュのスークを散策した。
馬車が走っていてビックリ!人の服や街の色彩がすごく綺麗!

宿に戻ったら、何故か急に日本食が食べたくなりカレーを注文した。(笑)

夜になって宿で知り合った男性とジャマエルフナ広場へ。
夕方は屋台が出て、大道芸が始まりお祭り騒ぎになる。
マラケシュ とても魅力的な街で、気に入りました!

9月22日
朝7時 砂漠ツアーに参加するためホテルアリに行った。このホテルが主催する砂漠ツアーは、約1万円で2泊3日の夕食付でかなりお得。

今回ツアーに参加したのは、僕を含め日本人4人、韓国人2人、台湾人2人、フランス人2人、イタリア人1人とかなりインターナショナルだ。
ミニバスに乗り込み、まずはアトラス山脈へ向かう。

3時間くらい山道を走った後、世界遺産アイドベンハッドウへ着いた。
ここは映画のロケにも使われていて、さすが世界遺産って感じだった。いまだに居住している人もいる。

ワルザザートで昼食。モロッコ料理クスクスを食べてちょっとビックリ(泣)
それからもバスは走るよ どこまでも。

車窓から見える景色はいかにもアフリカって感じで感動した!
夕方くらいに、ティネール辺りのホテルに着いた。
夕食をみんなで食べた後、就寝。

明日はいよいよサハラ砂漠へ・・・

9月23日
朝8時にホテルを出発し、最初にベルベル人の民家を訪問した。

トドラ峡谷で昼食
まるで、グランドキャニオンみたい・・・

その後もバスは夕方まで走り続け

そしてついに、ついに・・・
念願のサハラ砂漠に着いたぁ!

らくだに乗ってキャンプ地まで移動した。
砂漠のあまりの美しさにただただ感動!オレンジ色でほんとに綺麗だった・・・

約40分ほどでキャンプ地に到着。

キャンプ地の周りには小高い丘があって、あそこまで登ろうとみんなで登ったのはいいが、僕はすぐバテてしまい、自分の体力のなさに愕然とした。(泣)

その後、綺麗に星を撮ろうと思って日本から三脚を持ってきたのだが、つまづいて折ってしまった。がっくり(泣)

夜になって、薄明かりの中で夕食を食べた。
ベルベル人の太鼓の演奏で歌った。

とても月が明るくて、幸せな夜だった。


9月24日
サハラの日の出を見るため、夜明け前に起床。
これで砂漠ともお別れ
後はマラケシュに戻るだけになった。

途中のトイレ休憩で少女達がお金を強請ってきた。
世界中の子供たちが飢えることなく平等に暮らしていけないものだろうか?

夜19時30分、マラケシュ到着。
砂漠ツアーが終了した。
ツアーに参加したメンバーの皆さん、ありがとう!おかげで楽しかったよ!

この後、明日の朝に日本行きのフライトがあるため、空港のあるカサブランカ行きの列車に乗った。
モロッコの列車は4人掛け向かい合わせの座席で、それぞれ個室になっている。
他に乗客がいなかったので一人悠々くつろいでいたら、20代前半くらいの派手目のモロッコ女性3人が僕を取り囲むように座ってきた。
たぶん暇つぶしのいいオモチャを見つけたと思ったんだろう。
僕をみてジャポーン、ジャポーンってニヤニヤしながら話しかけてくる。
僕は寝たふりをしてなんとかこの場を乗り切ろうと思った。
すると3人の中の一番太っちょが、いきなりおならをしやがった(怒)
え~っありえへん!!!
残りの2人はゲラゲラ笑いながら、鼻をつまみ通路まで出た。
そして僕のほうに向かってジャポーンって言いながらこっちこっちと手招きをしてくる。
僕は仕方なく鼻をつまみ通路に出た。
な、なんなんだ、このコントは???
太っちょはうけたと思ったのか、僕たちが座席にもどるとまたおならをした。
結局、そのコントは3回も続く。(泣)

それからも、目の前で生着替えが始まったり、この3人の中で誰が好き?と言われたり、カサブランカに着くまで3時間いじられっぱなしだった。・・・

これが旅の最後の夜の思い出(笑)

今回の旅はほんと毎日いろんなことがあったなぁ・・・

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