ワット・サマーン・ラッタナーラーム (ピンクガネーシャ)
幅16m、高さ24mの巨大なピンクガネーシャ像で有名なワット・サマーン・ラッタナーラームは、バンコクから車で1時間半ほどのチャチューンサオ県にあるお寺で、一般的な参拝を目的に2011年に建築。祈願成就までのスピードが大変速いご利益寺として、タイの人々の間では元々人気のあるお寺でしたが、そのインパクトある姿から、観光客の間にも広まったそうです。
ガネーシャ像の周りには、合計14匹のネズミがいます。各方位に8匹いるほか、ガネーシャ像の手前に2匹いて、この2匹は特殊な能力を持った目と耳(普通では見えない、聞こえないものが見聞きできる)を持っています。また、ガネーシャ像の後方にルーシーネズミ(ルーシーとは、タイ語で仙人、修行者、哲人などを意味)、線香立ての場所にもう3匹いて、特に金運にご利益があるという2つのネズミの像が人気とのこと。
ネズミの像は曜日ごとに色分けされ、お願い事は自分の誕生日の曜日と同じ色のネズミに祈願するそうです。祈願の方法は、靴を脱いで踏み台の上に立ち、ネズミの片耳に直接願い事を囁いてお願いをし、ネズミたちが祈願者に代わってガネーシャに願い事を伝えてくれる、とガイドブックには書いてあるけど、現地のガイドさんは「ここ数年、誕生日の曜日、調べてきました!と日本から来る観光客がよく言うが違うよ(笑)正面にある白いネズミがメインだから、それにお願い事をすると良いよ」と言われました。どちらが本当だろう?!