カンボジア
●一ノ瀬泰造の墓に行く道順
●一ノ瀬泰造の墓に行く赤土の道
●一ノ瀬泰造の墓の看板
●一ノ瀬泰造の墓
アンコール・ワットを見るのが目的だったカンボジア旅行。その裏には戦場カメラマンの一ノ瀬泰造の存在が大きい。映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」を何十回と見て、一ノ瀬泰造が憧れたアンコール・ワットを見たいと思った。カンボジアに行くなら、泰造の墓参りもしようと思い、道順を調べた。トゥクトゥクのドライバーは、泰造の墓を知らなかったので道順が役立ったが、かなり迷った。泰造が消息を絶ったのは、僕の6歳の誕生日。クメール・ルージュの本拠地だったアンコール・ワットに近寄ることができない時代に、命を懸けて突入して、命を落とした泰造。泰造が下宿していたマダム・ロックが経営するレストラン「バンテ・アイスレイ」はいまも健在で、カメラを首から下げて店に入ったら、一ノ瀬泰造の撮った写真が壁一面に飾られている部屋を貸切で案内してくれた。一ノ瀬泰造はいまもカンボジアに生きている!
でも、僕にとっては世界一おもしろい書物です!